21世紀の幕開け

韓国:ソウル(2000年12月29日〜2001年1月5日)



ソウルに帰って来た。住んでいるわけではないが“帰って来た”という表現がこの街にはしっくりと来る。

8ヵ月振りのソウルは地下鉄の料金が上がっていた。550Wだった市内料金が600Wになっている。

大元旅館には去年の年末のメンバーが集まっていた。皆ここで年を越したいのだ。

釜山で待ち合わせしていた広島の美香ちゃんが大元にいた。日程の都合で釜山はやめてソウルだけにしたらしい。

その後も続々と年越しメンバーが集まってきた。


年越しメンバーの顔ぶれ(写真提供:夏目ひろこさん)
 

大晦日、深夜1150分よりカウントダウンのイベントが宿のすぐそばの世宗路で行われる。時間が近づくにつれ人通りも増えてきた。昨年ほどの混雑はないものの、それでもかなりの人が集まった。外はかなり冷え込んでいる。

時間になると私も美香ちゃんと会場に出向いた。そしてカウントダウン。0時になると花火が打ち上げられた。

21世紀が始まった。

 

元旦の朝、宿のおじさんとおばさんがラーメンとカレーを作ってくれた。韓国のカレーはかなり甘口だ。韓国人は唐辛子の辛さは平気だが、カレーの辛さがだめな人が多いらしい。

昼から美香ちゃんと南山公園に行った。眺めのいい所だ。

ここにあるソウルタワーの周りにはレストランが多く、メニューに日本語も併記している。しかし、おかしな訳も多かった。チャジャンパプ(짜장밥 あんかけご飯)を「赤ん坊をあやすときのあんやあんやのご飯」という訳に至ってはまったく訳が分からなかった。後で辞書を調べてみると、赤ん坊を寝かしつけるときの声(日本語の「ねんねん」にあたる)がチャジャンチャジャン(자장자장)というらしい。

宿の近くにベトナム料理店を見つけた。ここの店員は日本語が出来た。フォー(麺)を注文してみた。以前ソウルの繁華街明洞のベトナム料理店でフォーを食べたら、米の麺の筈のフォーになぜかこしがあった。しかし、今度のフォーはかなりベトナムの味に近かった。ありがたいことにパクチーも付いている。

 

帰国ラッシュの中奇跡的に5日の大阪行きの全日空が取れた。次の国は日本だ。


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