日本語教室

中国:陽朔(2000年6月4日〜6月7日)



陽朔には朝のバスで行くことにした。

前回はこの路線を夜行で利用し、見事に盗難にあったからだ。

バスは昼行にも関わらず、寝台バスだ。昼は却って座席のほうが楽なのだが…。

10時間半で今回は無事陽朔に到着。ユース・ホステルにチェック・インした。広州もそうだが、ユース・ホステルといっても、世界中にあるユース・ホステル協会とはなんら関係がない。勿論、会員証も使えない。

そのユースのロビーで広州を一足先に出た関口君と再会した。

 

陽朔へ来たのはひとつ明確な目的があった。それは“没有銭Tシャツ”を買うことだ。

没有銭Tシャツというのはその言葉どおり胸のところに大きく“没有銭(お金がない)”と書いてあるTシャツだ。前回はそれが私のトレードマークのようになった。

このTシャツは土産物屋の多い陽朔ではいたるところで売っている。そのうちの一軒で1枚25元のところを5枚で75元(約9US$)まで値切って購入した。


カフェはこんな感じ

その夜、私は『Hard Rock Cafe』にコーヒーを飲みに行った。これも世界中にあるHard Rock Cafe とは無関係だ。

陽朔は中国では珍しくレギュラー・コーヒーがあちこちで飲める。麺類が2〜3元の中国で、コーヒーは5〜10元くらいする。インスタントでも3元くらいからだ。私は中国でしか飲めない雲南コーヒーをよく飲んだ。

その時同じ店にいた一人の旅行者が近づいてきた。彼女は小原さんといい1ヵ月後に結婚を控え、独身最後の一人旅だという。そこへ関口君もやってきて、賑やかになった。

3人で注文したMix fruit tea が激美味だった。

 

翌日再び3人で合流し、昼食を食べた後日本語教室に遊びに行った。

この日本語教室は日本語教師であり絵描きでもある羅玉(Luo Yu)さんが自ら運営する教室で、関口君がたまたま一緒だった旅行者に連れて行ってもらったのをきっかけに時々遊びに行くようになった。

この日は授業が行われており、「日本は中国より狭いです」などと多少挑発的な(?)例文が聞こえてきた。

羅さんは「ヨーシ、ヨーシ、ヨーシ」と言うのが口癖で、ここの生徒は皆何かにつけ「ヨーシ、ヨーシ、ヨーシ」という。

 

夕方、関口君は成都へ向かって出発した。

彼を見送った後、私と小原さんは昼間知り合った英語を話す中国人と食事に行くことになった。

中国人の案内で行った屋台での食事となった。なかなか美味い。

しかし、支払いの段階になって渡された伝票には78元とある。屋台で3人で食べてそんなにするわけがない。店に連れて来た中国人に高すぎるといってみてものらりくらりするばかりだ。割り勘を申し出ても14元しか持っていないという。業を煮やした私達は20元づつ出し「あとは自分で何とかしろ」と店を出た。

あとでその中国人がどうしたか知らないが、おそらくおつりが出ただろう。

 


日本語教室。左から2人目が羅さん

その後再び日本語学校に遊びに行った。

食事を勧められたがもう食えない。コーラをもらった。

この時はカラオケまで出てきてとても盛り上がった。

皆で住所交換をして帰路につく。

帰り道、羅さんの友達の張が「日本人はどうしてそんなに長い旅をするの? 私にはわからない」と訊ねてきた。突然問いかけにうまく答えられなかった。

しかし、今なら答えられるかもしれない。「Because, Travel is my life」と。


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